店長のブルーなブログ

恐怖は強い

2010年03月05日

修行者は思い知らされたのでした・・・

身体の思うがままに執着に生きる事は、本来の人の道ではないはずだ・・・と
自分は我を抑え、欲を制御できるように生きてみよう・・・と、
そして平常心をもって生に臨みたいと・・・

・・・しかしある時、病にかかり・・・痛みと伴に言いようのない恐怖を感じてしまった
・・・「恐怖」は、我も欲も平常心をも吹き飛ばしたのです・・・

天風先生は、軍事探偵時代に捕らえられて処刑台の上でも凛としていたが、
奔馬性結核にわが身が冒されたときには、恐怖に翻弄された・・・とか
・・・処刑台の上で、なぜ恐怖を感じないのか?
・・・なのに死の病には、なぜ恐怖するのか?

・・・前者の結果は、死亡であることは明らかである・・・納得できます。
・・・後者は、病気で今後わが身がどうなるか明らかでなく不安・恐怖であります。

・・・そう「不安と恐怖」に人はやられてしまうのかもしれない

・・・今にも自殺しようとしてる人に、君は白血病であと半年の命だ・・・と診断が下る。
・・・将来が不安で自殺しようとしている人の不安が解消されたわけです・・・
・・・あと半年か・・・何か一つでも良いことできないかなぁ、と人は思うかもしれない。

・・・人が「生きる」ということは、不安から開放されるためかもしれない。
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